香りとは? 人間の生活習慣の変化と共に進化してきたフレグランス

ひとつの香水の中には何百もの香料が含まれ、さらに、その香料の中にはいくつもの香りの成分が含まれています。
香りとは、そんな莫大な成分が複雑に絡み合って成り立っているものです。

香りの歴史

香りは、人間の生活習慣の変化と共に、進化してきました。

人類は紀元前3000年の古代メソポタミアの時代から香り(香料)を生活に取り入れてきました。

香水を英語で「Perfume」と言います。
それはラテン語の「Per(?を通して)」と「Fumum(煙)」が語源。
“煙を通して(throug smoke)”という意味で、“香木を燃やした際の煙から漂ってくる良い香り”が由来といわれています。

香料について

香料は大きく天然香料と合成香料に分類されます。
最終的にフレーバー(食品香料)もしくはフレグランス(香粧品香料)として製品になります。
フレーバーは口に入る商品に使う香料、フレグランスは口に入らないものに使う香料です。

香料からフレグランスへ

フレグランスは、パフューマー(調香師)の手によって、少なくとも数種、高級なものは数十種の天然香料および合成香料を調合して創られます。
パフューマーは、天然に無いような幻想的で独創的な香りを豊かに創造します。

このページ上部へ

香りの濃度

香りは、“賦香率(ふこうりつ)・・・香りに含まれる香料の濃度”の違いによって分類されます。

一般的に、軽いものから オーデコロン、オードトワレ、オーデパルファム、パルファム(香水)です。
ただし、香水類はどの製品もこのように分類されているわけではなく、製品のもつ特性によって異なる分類のものもあります。

香りの種類

オーデコロン

「ケルンの水」を語源とする、もっとも軽い香りの水のイメージ
柑橘系のさっぱりしたものと、香水と同じ香調のものがあります。

午前中・朝向きの香りで、気分転換に効果的と言われています。香水初心者におすすめです。

オードトワレ(通称トワレ)

「化粧室(身だしなみを整える場所)の水」の意。
香水や「オーデパルファム」と比べ軽いタッチの香り。使いやすい香りと言えるかも。

オーデパルファム(もしくは パルファムドトワレ)

香水とトワレの中間。
香水に近い完成度と豪華さがありながら少し経済的です。

パルファム(香水)

いわゆる香水のこと。
調香師が創ったイメージそのままの香りで最高のもの。
使用されている香料も高品質なことが多く、香調も豊かです。

賦香率表
このページ上部へ

香りの変化

最初はトップノート

香りの変化図

香りをつけて初めの30分位は、主にシトラス類など「トップノート」の素材の香りが立ちます。
それらが落ち着くと、3?4時間持続する「ミドルノート」の素材が香り、フローラル系のものはだいたいここに属します。その香りの印象を決め、実際に香っている時間が長いのがミドルノートです。

そして、香り立ちはよくありませんが、半日以上残るのが「ラストノート」です。

木、苔、パルサム、動物性香料などがこれに入ります。

変化しない香り

香りは主にトップ、ミドル、ラストと3段階の変化を楽しむものとして広く認識されてきました。
しかし、近年の香りの傾向として、“変わらない香り”の存在が意識されるようになりました。
ブームを起こしたエタニテイもこの種の一つです。
このような香りは、いつまでも変わらない安定した香りとして親しまれています。

このページ上部へ

著作権:株式会社ヤマダアトマイザー

>